たびたび出てくる競輪難解用語のひとつ「カンナけずり」
たま~に解説者のかたが説明してるけど、みなさん反応が悪いので理解してる人が少ないのではとおもいました
内側から抜いてはいけない
競輪の競走では基本的に内側から抜くのは反則と理解してください
バンクには3本の線が引いてあるのはご存じでしょうか
外側からイエローライン
外帯線
内圏線
通常、周回中は外帯線の内、内圏線の外を走ります
この内外線間を走ってれば内から抜かれることはありません
抜いたら当然反則になります
ところがこの内外線間のレールをはずれて、大きく外を走る選手がいます
この場合に限り内側から抜いても反則になりません
厳密に言うと外帯線よりちょっとでも外側に出れば、そこに突っこんでもいいんです
そのあとに外帯線の内側に戻ってきても、すでに前輪が差しているのでこれは併走になります
併走ならどちらが前とか後ろとかないので、抜くとか抜かれるとかありませんので反則にはなりません
よくラインの三番手の選手が「しっかり内を締める」なんていいますが、これはちょっとでも外帯線をはずしたら別ラインにインからはいられてしまうので気をつけるということです
内側追い抜きのルールをだいたいでも理解いただけましたでしょうか
カンナけずりとはこのルールを悪用したタブー視されている戦法です
スタートの攻防がわかりやすいです
スタートで1番車3番車が勢いよく出てスタート争いになり、1番車が勝ちました
2番車はスタートで中団がほしいので1番車のすぐ後ろを追走します
3番車はスタートに負けたので下がるしかありません
このときに外帯線をはずさず、ピッタリ内外線間を下がってきたらどうなるでしょう
2番車はスタートをとった1番車のすぐ後ろにいますが、3番車も内外線間を走る前走者ですので、3番車より前に行くことは内側追い抜きで失格となってしまいます
2番車はせっかくいい位置がとれたのに、3番車が下がってきたら一緒に下がって一番後ろになるしかありません
こんなふうに不利な位置になりそうな選手が、いい位置をとるためにルールの盲点を突いた戦法がカンナけずりです
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20230310松山競輪5R
スタートで負けた3番車が内外線間をずるずる下がってくるので、1番車は下がらなくてはなりません
これはタブーの動きですので、この後、怒った1番車が周回中に3番のところまで追い上げます
勝負どころでカンナ削り(失敗)
突っ張られた3番車がカンナで削るように下がっていき、アナウンサーもそのように実況しています。他の選手もこれを警戒して、内外線間に降りれないようにしています。結局どこにも入れず一番後方になる
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