奈良バンクの特徴
周長333Mでみなし直線38Mと短いので、一口に先行が有利といいますが、いろいろとあります
500バンク大宮のときにも書きましたが、距離に関しては選手がアジャストするので、それほど大きな変化は実はありません
先行したら全部ズブズブ差されるとおもった大宮記念でも、初日1レースから逃げ切り連発でした
先行有利だからと言いますが、たとえば突っ張り先行で他の周長のバンクと較べてみると、現状最長で2周半なので832.5M風をきることになります
400Mバンクで最長800M、500バンクではなんと750Mですから、333では先行選手がいかに大変なのかがわかります
まあどこの何Mバンクでも先行してタレなければ、先行ラインが有利に決まってます
333バンクで先行が有利といわれるのは4コーナーからゴールまでが短いからですが、それだけではなく、例えば後方からカマそうとして打鐘目指していってもすぐに3コーナーがきてしまいます
最終ホームストレッチで出切ろうとしてもすぐに1コーナーが来てしまうので、いわゆる不発が多いです
コーナーに突入すれば遠心力で外に膨れてしまいます
そのためにカントといって、遠心力に負けないように角度がついているのですが、奈良競輪場のバンクの傾斜角度は333バンクの中では一番浅いです
小田原競輪場はおなじ333でもカントがきついので、コーナーで遠心力に負けずにカマシやマクリが比較的決まりやすいです
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たまに選手がコーナーでブロックしようとして、金網までもっていってしまうとチャット欄が荒れます
「あんな悪質なブロックが許されるのか！〇ね」
「引退しろ！〇チガイ」
ホントに金網にぶつけてやろうなんておもってる選手がいるわけがないでしょう
たいがいの場合は、脚が一杯だったり、接触により制御できなくなったりして、遠心力に負けてしまって大きく膨らんでしまっているのです
と
ここまで書いてきましたが、結局は選手がアジャストしてカマシマクリなら直線で出切るように工夫するので、みなさんはいままで通りの予想で問題ないです
中にはまるで対応できない選手というか、なにも考えてない選手もいますけどね
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奈良競輪１R
←1皿屋7志智5山口 9金子2中川4柿沼 6今村3木村8棚橋
9金子選手の直近は先行意欲が高くて、番手の選手の着がいい
当然ここも先行を狙う
けど他の選手も先行したいんです
しょっぱなの1レースで他の選手の出方や考え方、傾向がいまいちわからない
以前なら「はじめから突っ張り先行」という選択はマレでしたので、スタートけん制がはいるところです
先行有利といっても、流行りの突っ張りでは832.5M風を切ることになるのでどうしましょう
双方の出方を見られるので、三分戦なら初手中団が一番有利
誰が先行したいかではなく、誰が上手く先行できるかになりそう
まあ結局普通の予想です
2-13679
奈良競輪３R
1南選手は地元和歌山記念では上手く出切って勝ちあがり、準決勝では古性選手の前で突っ張り先行でした
最終日の負け戦では、同じく地元中西選手とのタッグでしたが、格下相手に前受けから下げてそのまんま不発
なんとも評価しずらいが、格上が相手なら燃える選手ということにしましょう
今日の相手は4吉田選手の2車ラインと、なんと格上7太田竜馬選手の4車ラインです
1南選手は上手く出切りたいところですが、7太田選手も長い距離行って確実に勝ちあがりたいはずなので、7太田選手を一度も前に出させないのが理想の先行になります
スタートで前の取り合いになるのか後ろの取り合いになるのか、よくわかりません
どちらも前をとってすんなり下げたらまずいとおもっていますが、突っ張りという選択肢もあります
スタートの位置取りや中団でのふるまいで言ったら7太田選手のほうが淡泊なので、あっさり前をとって下げてしまうとしたらこちらかも
スタートけん制なら4吉田選手が前をとってそのまま先行
中団以降でいつまでもけん制してたら4=9もありそう
この展開で車間切った3番手にいるのは、１南選手でしょう
本命◎1南選手にします
1-789
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今日の予想
