新聞にはだいたい選手の競走得点が載ってます
各レースには着順によって与えられる得点が決まってます
当然グレードの高いレースでは基準になる点数が高いので、いくら下のグレードで1着を量産しても競走得点で普段高いグレードで走ってる選手に勝ることはありません
逆に言えばグレードの高いところだけ走ってれば平均競走得点は高くなります
競走得点は獲得賞金と相関していて、より高い選手が賞金を稼いでると考えてもいいでしょう
競走得点順に買えば当たるのか
競走得点は強さの現れとも言えますが、そう単純でもありません
あくまで着順のみにスポットを当てて点数を割り振っています。ダッシュ力、スタミナ、持ちタイムなどは考慮していません。大胆に言えば脚力は関係ありません
たとえばライン3分戦で後方になった選手が、そのままではどうしようもないので、前に出ようとおもいっきりカマシます。合わせられて不発、最下位になります。そうかとおもえば取れた位置で我慢して脚をため、直線で追い込む選手もいます。これならまず最下位にならず、わるくても真ん中ぐらいの着はとれます
5着と9着では競争得点は8点違いますが、これはそれほど脚力の違いはあるでしょうか?
直線セパレートコースの100m競走で、持ちタイムが10秒0と10秒8の選手が走れば前者がまず勝つでしょう
競輪はセパレートコースでタイムを競うのではなく、いわば障害物の着順を競っています
決して1対1の勝負ではありません 82点の先行なら90点の選手がまくるだろうという予想は間違っています
92点と100点が連携したらかならず100点が先着するわけではありません
点数差があっても番手でちぎれることもあるし、「あいつは105点」もないなとか、110点の脚があるとか言うのはそもそも判断の基準がおかしいです。105点の先行とはいったいどれくらい?
よくレースを見てるなら、競走得点は見ないで予想したほうがいいです
2025/12/2名古屋10R
寛仁親王牌で初日は後方落車があって一次予選1着、二次予選Aにすすみ4着でG1準決勝進出。F1を2つ欠場した後のG1小倉競輪祭では予選4着5着で二次予選Bにぎりぎりスベリ込む。5日目特選で強い先行選手をマークして2着で最終日は11R特別優秀を走る 平均競争得点111.72 pic.twitter.com/9uZEgor2Up
— スパイ子 spike (@smileage0) December 2, 2025