現在500バンクは宇都宮と高知と3場。高知は特殊な形状ですので、いったん置いといて宇都宮とくらべてみますと、みなし直線66.7mは長い。カントもより立っています。おおきなコーナーでも減速せず長い直線で追い込める。簡単に言えば有利、不利がなく力通りの決着となるバンクでしょう
400バンクでも500バンクでも、先頭誘導員を追い抜いていいポイントは決まっています。400バンクなら赤板ホームストレッチの残り2周800m地点。500バンクなら残り1周半の打鐘750m地点になります
そう、先行のときに風をうける距離は実は500バンクのほうが短いです。なのに現代主流の突っ張り先行は極端に少ないです。333バンクなら2周半832.5mなのにガンガン突っ張り先行してるのになんでなんでしょ?
これは500バンクに不慣れな選手が多いことと、直線が長いことがプレッシャーになっているのが起因してるとおもいます。もしかして今節の後半3日目4日目あたりには突っ張り先行でワンツーが連発して、「500バンクは突っ張り先行」なんてセオリーがそのうち確立されるかもしれません
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大宮競輪1R
先頭誘導員に関するルールが現在のものになってから、333バンク400バンクでは突っ張り先行という戦法が確立しましたが、500バンクではまだまだです
後ろ攻めになっても、ほぼ前をおさえることはできます。この時点でゴールまで残り750m。400バンクならかまされないようにペースを上げてもおかしくないですが、500に慣れてない選手はそうはいきません
400バンクでは前受けして不発になっていたダッシュのない選手でも、前が緩んでいれば楽に出切れるはずです
車番の悪い関東ラインも前受けをねらいます。広島の西田選手相手に前を取っても出切れるチャンスはあるとおもいます
ただし、9伊藤選手は中団にこだわりますので、ここで併走してたら終わり。一度全部下げてからになります
関東勢にとって理想は
←9伊藤1川口5八日市屋 8吉田3小林6稲村 2西田7大川4山崎
こんな並びなら2西田選手を苦しめることができます
3小林選手は番手の仕事はがんばるが、キレがないので絶好の展開でも1着が極端に少ない
7大川選手は前回、自力や単騎でまるっきり車がでなかった。数年ぶりの絶不調だったとおもいます。今日は番手でどうかな?
2西田選手や8吉田選手の逃げ切り車券がいいかも
総じて、初日二日目あたりは前受けラインがホームから1周先行になるレースがおおくなるのではないか?スタート速い選手のいるラインは強力です
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