自力型といっても様々な脚質がある
選手には自分の脚質に合った駆け方があります
脚質に合わない駆け方をしても1着をとれません
それぞれのラインの先頭の自力型の脚質にあった作戦があります
作戦がはまれば弱い自力型のラインでも
強いラインを負かすことができます
選手それぞれの脚質を理解すれば
展開を読むことができて的中車券に近づきます

ここでは主に
地脚型 ダッシュ型の
2つの脚質について説明します

地脚型
地脚型とはスタミナタイプです
地脚型はスタートで後ろのほうを取ります
前方を取ってしまうと後ろから他の自力型が来た時に
ダッシュ力の差で先にいかれてしまいます
一度先にいかれたら
抜き返すスピードもありません
ですから後方からゆっくり踏みあげて
他の自力型の横まで来て出させないようにします
そして最後まで脚が持つ地点から
一番前まで徐々に踏みあげます
これがおさえ先行です
おさえ先行は相手が抜きにきたら踏みあげて
こないようなら緩めます
相手はたいがい自分よりスタミナがありませんので
それほど長い距離を風を切ることができません
競輪のレーサーのギアはすごく重いです
一度踏み上げたのを緩めて
またゼロから踏みあげて
トップスピードに持っていくのには大変な労力がいります
相手にあわせて
踏んだり止めたりすることができるのは
地脚型の特権です
ダッシュ型
ダッシュ型は一瞬のスピードはあるが
スタミナないのが難点
ダッシュ型は地脚型と違い
一気にトップスピードまで持っていき
後続を置き去りにします
ですが
スタミナに難点があるので
全力でもがいて風を切る距離は短いです
当然
他のラインが先に風を切って逃げてますので
主戦法は最後の半周ぐらいから
前団を抜きさるマクリになります
途中で踏むのをやめて休んでしまっては
また踏みあげるのに
少ないスタミナをさらに使ってしまいます
ですから
道中脚を使わずじっとして
最後に一気に踏んで仕掛けることになってしまいます
スタートでは
前のほうを取らなければなりません
後ろのほうで自分の得意な距離がくるまで待っていても
前にいる選手に駆けられてしまいます
仕方なく早い段階で前までおさえに行きます
しかし
これだけでスタミナを消費するので
スタートは前のほうがいいです
地脚型が先頭の4人ラインと
ダッシュ型が先頭の3人のレースはどうなるでしょうか?
スタートは前にダッシュ型
後ろに地脚型になります
地脚型がゆっくり先行して
最後タレずに1着になりそうです
ダッシュ型のほうはスローペースのまま
なにもできず負けることになってしまいます
少々距離が長くても
早めに飛び出すかもしれません
これをカマシ先行といいます
カマシとは早いタイミングのマクリと同じ意味です


NOTEでも予想してます↓↓無料





コメント