スタートで有利な位置をとりに行く
三分戦なら
周回中
みっつのポジションがあります
S 一番前
中団 真ん中
後ろ攻め 一番うしろ
1番車の選手が好きな位置が取れて有利といいますが
好きな位置とは一体どこでしょう
先に答えを言いますと三分戦ならだいたい
真ん中 中団です
選手にはスタミナの限界値がある
どんなにスピードがあっても途中でスタミナがなくなっては失速してしまいます
限られたスタミナを無駄なく使うことができれば
それが最高のパフォーマンスになります

レース形式でみてみましょう
たとえば
あなたのスタミナ初期値を100スタミナ →100Stとします
100%全力で出せる速度を100%スピード 100%Pとします
周回中はゆっくり40%Pでまわってます
人の後ろまわって風を受けません
スタミナ消費は0STです
速度を10%P上げるごとに
スタミナが1ST減っていくとします
ですから
周回中の40%Pから→全力スピード100%Pまで上げるには6STのスタミナを消費することになります
全力の100%Pで走っていると強い風を受けてスタミナを大きく消費してしまいます
100メートル先頭で風を受けるごとに20ST消費するとします
70%Pで走れば100メートルごとに10STの消費ですみます
スピードを上げきるまでの距離も風を受けるのでスタミナを消費する計算になりますが、あなたはダッシュが良くてすぐに100%Pまで出せますのでスタミナ消費はないものとします
Z=あなた AラインBラインの三分戦です
三分戦の後ろ攻めを選びました
A- B- Z--
あなたは40%Pで周回しています
スタミナは100STまるまる残ってます
残り二周から70%Pの力で前に出ました
そのまま先頭にたって先行して
100メートル風を受けて走りました
スタミナを3STプラス10ST消費しました
そこで
Bラインがうしろからカマシてきました!
あなたは100%Pまで加速してBラインを振り切り、
さらに200メートル先頭で風を受けました
2STプラス40ST消費しました
ゴールまで残り一周400メートル
スタミナ残り45PTしかありません
一旦スピードを70%Pに落としました
ラスト半周
200メートル進んだところで
今度は
Aラインがまくってきました!
3ST消費して100%Pまでスピードをあげます
全力疾走です
4コーナー入り口手前で0STになってしまいました
力尽きて7着でした
全力で風をうける距離が長いとスタミナを早く消費します
踏んだり止めたりすると地味にスタミナを消費してます
それと
自分ばかり風を受けてますが
他のラインにもっとスタミナ消費してもらえば
相対的に最高のパフォーマンスになるのではないでしょうか
そうだ
スタートで前をとって最後に仕掛けてみよう
Zーー A- B-
Bラインが後ろからおさえる
スタミナ温存してまだ70%Pで走ってます
Aラインがカマシました!
Aラインの三番手についてけば風除けになるのであなたはまだスタミナ消費0STです
Aにとって全力100%Pで先行するにはまだゴールまでの距離が長いです
スタミナ温存して70で%P走ってます
あなたは得意のダッシュで一瞬で100%Pにもっていき、前にでます
100%Pのスピードをキープしたまま1着でゴールを駆け抜けたとき
ちょうど全てのスタミナを使い果たしました
一回も踏みなおしをしないで
短い距離しか風を受けていません
スタミナを効率よくつかえました
これが最高のパフォーマンスの1例です
これがカマシ先行です

一見、スタートで前を取ってカマシは最強におもえますが、AやBが途中でスタミナなくなってもいいから全力100%Pだしてしまおう
誰も前にださないぞと考える場合もあります
そうなると一度も前にでるチャンスがないかもしれないです
確実に1度は前に出たいと考える
確実に一度は前に出て先行するには、やはりスタート中団真ん中がいいです
ここからなら多少ダッシュがなくても確実に一度は前に出て先行することができます
ダッシュが全然なくてカマシで一番前まで出る自信がないなら
一番後ろ 後ろ攻めを選びます
1枠の選手に好きなところを取られてしまえば
他の選手は自分の好きではない位置を仕方なくとります
車番が悪いと割引となります
ところで
1枠はどうやってスタート好きな位置をとっていのるか
スタート一番前をとりたいとき
スタート速い2枠の選手も一番前狙っていたら
内側から抜きます
内側から抜くのは反則になりますが
これは厳密には抜いてません
ルールでは完全に一車身はなされない限りは
併走とみなします
タイヤ一本分でも差してればこれは併走になります
併走ですからどっちが前とか後ろとかはありません
抜いたとか抜いてないとかはないのです
スタート勢いよく出てとにかくまるまる1車身以上離されなければ
そのまま内から抜けばいいのです
完全に1車身以上はなされてるのに内側から抜いたら1コーナー審判員が赤旗をあげます
100%失格になります
スタート中団をとりたいとき
1枠2枠
双方が中団とりたいときも同じです
2枠の選手がスタートがまんします
このとき1枠の選手は一車身以上離されないように注意しながらがまんします
タイヤが少しでも差してればOKです
外枠の選手が前をとりにいったら2枠の選手を内側から抜きます
厳密には抜いてはいないですけど
これで中団を確保できます








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