どんな狙いがあって主催者は番組を作っているか
主催者はどんな番組をつくろうとしているのでしょうか
とにかく荒れる番組でしょうか
これは
堅くて安い配当で決まる番組
を作ろうとしている
で間違いないとおもいます
なぜ低配当の番組がいいのか
配当が低くても
たくさんの人が的中して払戻金を受け取れば
そのお金でまた
次のレースの車券を買ってくれるかもしれません
200円の払戻金を5万人が受け取った場合と
100万円の払戻金を10人が受け取った場合
5万人もの人が持ち金が増えれば
次のレースの売上があがるのではないでしょうか
10人の持ち金が100万円増えても
次のレースで10人みんなが100万円
全部かけてくれるとは
とてもおもいません
100万円の配当が出たレースでは
ほとんど全員が持ち金を減らしてますので
次のレースで購買意欲がなくなって
売り上げが落ちるはずです
払戻金の端数の問題
払戻金1000円といっても
本当は1001円~1009円で端数は切り捨てられています
(厳密に言うと1001.000…1円~1009.999…9円)
払戻金209円で200円を5万人に払い戻したとします
9円×5万=45万円余ります
払戻金100万9円で100万円を10人に払い戻したとします
9円×10人=90円が余ります
余ったお金は主催者側の収入になります
払戻金を受け取る人数が多いほうが得なのです
以上のことをふまえますと
主催者側が狙ってるレースとは
より固く、低配当で決まるレースだと言えます
7車立てにしたのも頷けますし
本命ラインを1枠にするのは
それの表れです
そして主催者があまりにも固い番組を作ろうとして
時には穴を演出してしまう場合もあります
たとえば
マクリ大本命選手を勝たせようと
短い距離しか踏まない地力型ばかり揃えたとします
弱い地力型ばかりそろえれば楽に勝てそうですが
あまりにも強い選手がいると
かならず2対7や2対5みたいになってしまいます
弱い自力型同士で争うことはなく
スローペースのまま逃げ切られることもあります
これを打開しようと
早めに叩いて先行すれば大本命で決まるはずですが
この大本命選手はマクリが得意ですので
最後タレてしまうかもしれません
スタミナ豊富な逃げ選手を
勝たせようとしたとします
これなら短い距離しか踏めない
弱い自力型を配置すればいいのですが
もっと楽に勝たせようと
自力型をいっさい排除して
先行一車のレースにしたりします
こうなると必ず
先行の2番手の選手が攻められます
競りだとコメントだしてくれれば
売れる車券も変わりますが
はっきりとコメント出さずに競れば
一番人気で決まることはありません
それでは今回のレース
2020/07/05川崎競輪9R
←1742 53 6
1野口裕史の完全な先行一車番組になってしまいました
7-1が一番人気です
5山田義彦6石橋慎太郎は自力がありませんから
後ろにいてもどうしようもありません
このようにあまりにもやりすぎて
バランスを欠くと、選手も人間ですので
なんとかレースを霍乱しようと奮起します
ここは1野口の後ろを狙います
競りならインコースが有利ですので
スタートで一番前を取り
1野口が上昇してくるのを待ちます
主催者側はこれを見越して
スタートとれないように外枠にしました
1野口にしたら
実はスタートはどっちでもいいです
スタート一番前でも
前に2,3人いても
相手は逃げませんので
どっちにしろ楽に逃げることができます
たとえ1野口がスタート一番前からでも
5山田義彦や6石橋は上昇してアウトから競るか
一度前を斬ってインで待って競ります
これをやらなければ
後ろのままでレースがおわります
不利なアウト競りや
脚を使っての競りになりますので
自力もある7小原大樹が競り勝ちます
しかしいくらかは脚を使います
こうなると一番人気の7-1では決まりません
1-7です
予想以上に脚を使えば
7小原の後ろの4山田幸司
あるいは5山田義彦の後ろ
3安部達也の強襲にあうかもしれません
1-3
1-4
1-7
結果はのちほど
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川崎競輪9Rの結果です 1野口ー7小原ー3安部
3安部がインから一瞬7小原を飛ばしましたがすぐに自力だしてリカバリーしました。7小原の後ろで3安部と4山田が併走になりました。車券はこれしかもってなかったので残念な結果になりました